食用廃油の処理は、どうしてますか?
捨ててしまえばゴミですが、環境にやさしいバイオディーゼル燃料にリサイクルして、CO2を削減しませんか?
﨑山組では、2008年3月よりBDF事業(バイオディーゼル燃料原料の回収・精製活用など)を立ち上げ食用廃油の回収を行い自社重機に精製したバイオディーゼル燃料を利用し、CO2削減に貢献しております。
掲載記事:近江八幡商工会議所の定期通信紙「貿易風」(PDF:1.6MB)
バイオディーゼル燃料は、食用廃油に化学処理を施した、メチルエステルを主成分とする液体燃料。
ディーゼルエンジンの燃料としては、着火性が良好なことなどと共に、粘度が適正であることが必要な条件となります。植物油は、そのままでは粘度が高いため粘度を下げる処理が必要であり、その方法の一つがエステル交換反応です。
植物油にメタノールとアルカリ触媒を加えエステル交換反応と呼ばれる化学反応をさせ、軽油性状と同等なバイオディーゼル(メチルエステル)を取り出します。
その後、燃料の品質を高めるため、洗浄・脱水工程を経て、バイオディーゼル燃料が完成します。
菜種油 ・大豆油 ・コーン油 ・ごま油 ・サフラワー(紅花)油 ・ひまわり油 ・サラダ油などの植物油(賞味期限切れでも可)
鉱物油 ・牛脂 ・ラード(豚脂) ・パーム油 ・やし油などの動物脂、植物脂(常温で固化するもの)